ミノキシジルを併用するなら飲むタイプ?塗るタイプ?
フィンペシアでAGA治療をはじめようと思っている、またはフィンペシアの服用をスタートしたという方にぜひ知って頂きたいのが、ミノキシジルの存在です。
ミノキシジルはもともと、高血圧治療薬として研究されていた成分。
臨床試験のなかで体毛が増える・髪が増えるといった副作用が確認されたことから、育毛剤・発毛剤として誕生することになったのです。
ミノキシジルの働きは、血管拡張作用。
毛母細胞への血流を活発にして、髪の生育に必要な栄養分をたっぷりと送り届けてくれます。
ミノキシジルは内服薬と外用薬から選べる
ミノキシジルは飲み薬と塗り薬があり、どちらもそれぞれにメリットとデメリットがあります。
塗るミノキシジルといえば、リアップという商品が有名。
最近ではさまざまなジェネリック商品が登場していて、比較的お手ごろな商品も展開されています。
飲むミノキシジルは、日本では未承認。
試してみたい人は、個人輸入代行サイトから通販すればOK。
塗るor飲む、目的やライフスタイルに合わせて、好みの薬剤を選んでみてくださいね。
【内服薬】ミノキシジルタブレット
飲むタイプは、ミノキシジルタブレットという名前で知られています。
もっとも大きなメリットは、早い段階で変化が実感できること。
とにかく発毛したい!という男性は、ミノキシジルタブレットとフィンペシアの併用がマストです。
・身体の中から有効成分を行き渡らせるので、効果の発現が早い
・塗るタイプの商品よりもコスパがいい
ミノキシジルを飲んで発毛できた!と実感できるのは、早くて3ヵ月後です。
これはヘアサイクルにしたがって元気な髪が生え、ある程度伸びるまでにかかる期間。
すべての毛母細胞が同じ周期で生えかわるわけではないため、半年~1年ほどかけて自毛の増加が体感できるようになっていきます。
ミノキシジルタブレットは、100錠入りで3,690円。
3ヵ月以上続けられてこの価格なら、「できるだけ出費を抑えてAGA治療したい」という男性も気軽にトライできそうですよね。
・副作用が出やすい
・個人輸入代行サイトでしか買えない
塗るタイプよりもハッキリとした効果が感じられる分、身体に与える影響が大きいのはマイナス要素です。
ミノキシジルは血流を活発にするため、動悸やむくみ、低血圧といった副作用には要注意!
【外用薬】リアップ
塗る発毛剤として1999年に販売されて以来、累計6000万本も売り上げてきたのがリアップ。
日本の薄毛男性で知らない人はいないのでは?というほどの知名度と信頼感を得ている大人気商品です。
ミノキシジル1%配合からはじまり、2009年には5%の「X5プラス」が登場。
2019年には、さまざまなメーカーによるジェネリック商品の製造・販売がはじまっています。
・副作用が少ない
・ドラッグストアで気軽に購入できる
安全性と有効性が認められているうえ、国内のドラッグストアで手軽に買えるのが魅力。
「ちょっとおでこが気になる…」といったAGAの初期段階で、「まずはリアップを試してみよう」と、軽い気持ちで始められるのがうれしいポイントです。
・肌が弱い人は、かゆみや発疹に注意
・効果が感じられるまでに時間がかかる
・費用負担が大きくなりやすい
飲むタイプと比べて、どうしても効果の発現には時間がかかります。
大正製薬によると、
リアップシリーズの有効性はリアップX5プラスは4ヵ月使用後、その他のリアップは6ヵ月後から認められています。
また、リアップシリーズの効き方には個人差があり、全ての人に効果があるわけではありません。
「いつになったら髪が増えるのか…」と不安な期間が長く続く可能性が高いうえ、1ヵ月分7,048円の出費がずっと続くのは大きなマイナス要素といえるでしょう。
フィンペシアとミノキシジルの併用が必須なワケ
より高いAGA改善効果を少しでも早く感じたいのなら、ミノキシジルとフィンペシアのどちらも服用することがマスト!
「フィンペシアを飲めばAGAは抑えられるんじゃないの?」
「ミノキシジルで発毛できるならフィンペシアはやめてもいい?」
疑問に感じている人のために、ミノキシジルとフィンペシアの働きを解説します。
ミノキシジルで攻めの育毛!
ミノキシジル製剤を使う目的は、積極的な発毛・育毛を促すためです。
毛母細胞が細胞分裂を繰り返して髪が育っていきますが、頭皮環境がよくないと細胞分裂はなかなか進みません。
ミノキシジルの血行促進作用をプラスすれば頭皮への血流量が増え、細胞分裂も活性化されます。
健やかな髪をたくさん育てたいのなら、ミノキシジルによる頭皮への栄養補給は必須なんです。
フィンペシアで髪を守る!
フィンペシアの働きは、AGAの原因である悪玉男性ホルモン・DHT(ジヒドロテストステロン)の発生を抑えること。
DHTは毛母細胞を死滅させてしまうため、DHTの活性を阻害し続けなければ抜け毛を止めることはできないのです。
フィンペシアを飲む=悪玉男性ホルモンを作らせない=AGAの進行を食い止める
フィンペシアの服用をやめると再びDHTが元気を取り戻してしまうため、ハゲていく自分を諦められない限りはずっと飲み続けなくてはいけません。
AGA治療には、攻めと守りのどちらも必要!
薄毛や抜け毛をどうにかしたい!と思ったら、フィンペシアでAGAの原因を押さえこむのが最低条件。
そのうえでミノキシジルを使って元気な髪をどんどん育てていくことが、AGA治療を成功させる秘訣なのです。
フサフサな自分を取り戻したいのなら、フィンペシアとミノキシジルを併用!としっかり頭に入れておいてくださいね。