フィンペシアに効果はない?初期脱毛が起きたらどうする?

 

髪を増やしたくてフィンペシアを飲み始めたのに、抜け毛が悪化している…。
前向きな気持ちでAGA治療をはじめたにも関わらず、抜け毛というパラドックス的状況が訪れることがあります。

「どうしよう…これ以上髪が薄くなったら外出もできない」
絶望的な気持ちに陥ってしまうかもしれませんが、フィンペシアを飲んで脱毛が進むのは薬が合わない・偽物だったからではありません。

服薬を始めてから髪が抜けるのは初期脱毛といって、効果が現れはじめている証拠!

髪が減るのはツライですが、諦めずにフィンペシアを飲み続ければ増毛できる日はかならず来ます!

フィンペシアを飲んで髪が抜ける理由

初期脱毛が起こる理由

フィンペシアを飲んでいて起こる脱毛=初期脱毛は、文字通り服用初期に起こる抜け毛の症状。
フィンペシアを飲み始めて、数週間から1ヵ月後くらいの時期に起こり始めます。

AGAの進行を食い止めるのがフィンペシアの働きなのに、なぜ髪が抜けてしまうのでしょうか。

理由は、髪の生えかわり周期(ヘアサイクル)が正常化しつつあるからなんです。

ヘアサイクルを整える前の準備

AGAは悪玉男性ホルモンのせいで毛母細胞が死滅し、新しい髪が育たない病気です。

正常であれば、毛母細胞が髪として成長。
生まれた髪は数年かけて成長を続け(伸び)、その後成長が止まって抜けていきます。

髪の生えかわり周期(ヘアサイクル)
成長期 → 退行期 → 休止期 → 成長期 → 退行期 → 休止期 …

AGAになって毛母細胞が弱ると、成長期がなくなり退行期と休止期だけを繰り返す状態に。
つまり新しい髪は増えないのに、抜け毛は減らないということ。
その結果、全体的な髪のボリュームが減って「頭皮が透けて見える」「おでこがハゲてきた」といった印象につながってしまうんですね。

フィンペシアを飲むと悪玉男性ホルモンの働きが阻害されて、毛母細胞が守られます。
髪の成長期が戻ってくるので、ヘアサイクルそのものが正常化!
新しい髪が生まれ育つための準備として、古い髪が抜けていく=脱毛が増えるという状態が起こるのです。

髪がなくなるのでは…何本くらい抜けるんだろう?

フィンペシアを飲み始める時期に髪がたくさん残っているほど、初期脱毛の量も多くなります。

ヘアサイクルが元に戻ろうとする分、服薬以前よりも抜けるペースが速まるので抜け毛の量も増加。
AGAでなくても一日50~100本ほど抜けていきますが、初期脱毛の時期は1.5倍ほど抜けると覚悟してください。
自分の枕や入浴時の排水溝を見て、愕然とすること人も多くいます。

初期脱毛はどのくらい続く?

ヘアサイクルが整い始めることで起こるのが初期脱毛。
正常なサイクルで髪が生えかわるようになったら、抜け毛の量は落ちついてきます。

脱毛が悪化する期間は、短い人なら数週間。
長く続く人でも2~3ヵ月ほど経てば、初期脱毛と呼ばれる時期は終わります

急に抜け毛の量が増えると焦るし落ち込みますが、大切なのはフィンペシアの服用をやめないこと。
AGA治療に必要なのは、フィンペシアと諦めない気持ちです!

初期脱毛は避けられない!?対策は

フィンペシアによる薄毛対策をはじめたら、初期脱毛は避けては通れません。
抜け毛の量には個人差がありますが、初期脱毛が起こらないようにする方法はないのです。

髪が減り過ぎてツライという人は、ヘアスタイルを変えてみたり人口繊維を使った整髪料を使ってみたりするのも方法のひとつ。
漫然と抜けていく髪を見送っていくよりも、小さなことでも取り組めることがあれば納得してフィンペシアの服用を続けられるのではないでしょうか。

脱毛のせいで大きなストレスを抱え込むのではなく、「髪が増え始めるのはもうすぐ♪」とポジティブな気持ちで過ごすことが一番の対策です。